This Is The One! - innocent -俺にとってのお気に入り(The One)を公開していくブログです。最近は目にしたものをどんどん書いていく形になっています。いっぱい書くからみんな読んでね。
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JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳
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JUGEMテーマ:音楽 前回が℃-uteだったが、どうもこのブログにはニッチな趣味を上げるクセがついてしまっている気がする。 本当に好きなもので埋め尽くしたい気持ちもあるのだが、それはなんだか照れくさいというか。 ただ、後から見て、自分の趣味はこんなものではなかったはずだと思ってしまいそうなので、もうちょっと真っ当に好きなものについてもサラッと紹介していけたらいいと思う。 サラッと紹介するのは、数をこなすため。 Fountains of Wayneというバンドは、昔からの俺のお気に入りだ。 西海岸ぽいが、ニューヨークで結成されたバンドで、俺が中学の時の大ヒットソング「Stacy's Mom」で俺も知ったクチである。 なんだかんだとまぁいろんな人がいろんなバンドをやったりポップソングを作っているわけだが、そういう数多のポップミュージックのど真ん中に投げる実力があるバンドだと思う。 いいメロディと、わかりやすいアレンジと、日常を切り取る歌詞。 「Someone To Love」のビデオを今回俺は初めて見たのだが、なんだかすごく感心してしまった。 ポップミュージックをやる身として、たくさんの人間が生活することを助けるというか、応援する覚悟が決まっている。 俺がバンドをやるなら、こういう、まっすぐなバンドをやりたいと思う。 それにはセンスが必要なわけだが。 現代文明に、現代社会にそこまで寄り添うからこそ、ほんのちょっとした風刺も効果を発する。 ラストシーンで寂しいままに、薄い壁を挟んで向かい合いながら孤独に苦しんでいる姿は、私有制にもとづいた貨幣主義の現代文明を風刺しているかのようだ。 エルヴィス・コステロ風なバンドの容姿も玄人っぽくておしゃれだし、否定しどころのないバンドだなぁと思う。
JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳 夕刻に家に帰ると、まず何かしら食べながらテレビをつけるというのが俺の習慣である。 スポーツチャンネルでラグビーやサッカーなどを見たり、映画チャンネルで映画を断片的に見たり。 今日はMTVでEMA 2012の放送をやっていたから見ていたのだけど、そこでAlicia Keysがパフォーマンスを披露していた。 「あー、アリシア久しぶりに見るなぁ。しっかし見た目の変わらん人だけど、こんなでかいステージ映えするようなパフォーマンスする人だったかなぁ。」とか思ってたら、すっげぇ迫力のライブパフォーマンスでしたよ。 しかも、円熟というか、磨き上げられた大人のセンスでつくられた一個の完成品というか、「カッコイイ!」というステージ。 まぁその直前にCarly Rae Jepsenの「Call Me Maybe」のパフォーマンス、とにかく若者の数と勢いで勝負!っていう感じのステージを見ていたからそう思うのかもしれないけど。 一定のリズムで腰に響くドラムの上で、アリシアがピアノ弾きながら「This girl is on FIREaaaaah!!」って叫ぶときに、天井から火花がブァーって落ちてくるところは、アリーナごと燃えちゃうんじゃないかっていうぐらいの火が持つ単純なスリルと、アリシアの歌(声と歌詞)の張りつめ方が混ざり合って、目も意識も体も全部引っ張り込まれてそのままどこかへ連れ去っていくかのような迫力があった。 それは常に瞬間を創造するライブステージだから味わうことのできる先鋭化された「今」という刹那にどこまでも突っ込んでいく、そういうスリルと絶頂感のあるパフォーマンスだった。 とはいえ、俺は特にアリシアのファンというわけでもない。 歌の内容までちゃんとわかって聞いてるのは、「No One」ぐらいかな。 あと、「Empire State of Mind」、アリシアの曲じゃないけど。 で、気になったからPCで「New Day」と「Girl on Fire」のビデオを見たんだけど、すごいね。 特にやっぱり「Girl on Fire」が気になっちゃって、ビデオも歌も曲もすごい迫力持ってんなぁと感じ入ってしまいましたよ。 まずビデオね。 こんなにも曲と調和して、歌の世界を違う角度から見せてくれるビデオなんて、曲とMVの理想的な関係だと思う。 なんとなく聞いてるだけでは、歌詞の半分ぐらいしか俺はわからなかったんだけど、ビデオがあるので歌の世界がスッと入ってきた。 Nick Minajはほぼ完全に「お客さん」になっているから、いないほうがいいかな。 歌詞のほうは、 ----------------------------- Girl on Fire Alicia Keys She's just a girl, and she's on fire 彼女はただの女の子 そして火につつまれている Hotter than a fantasy, longer like a highway 思い描く幻想よりもホット ハイウェイみたいにどこまでも伸びる She's living in a world, and it's on fire 彼女はある世界に住んでいて そこは燃えている Feeling the catastrophe, but she knows she can fly away 破局を感じながら でも彼女は空を飛んで逃げ出せるとわかっている Oh, she got both feet on the ground 彼女は両足を地面につけ And she's burning it down それを燃やし尽くしている Oh, she got her head in the clouds 彼女は頭を雲に突っ込み 空想の中 And she's not backing down そしてもう引き返さない This girl is on fire この女の子は燃えている This girl is on fire この女の子は火につつまれている She's walking on fire 彼女は火の上を歩いている This girl is on fire この女の子は燃えている Looks like a girl, but she's a flame 女の子みたいに見えるけど 彼女は炎 So bright, she can burn your eyes とてもまぶしくて あなたの目を焼いてしまう Better look the other way 見て見ぬふりをしたほうがいい You can try but you'll never forget her name 忘れようとしても あなたは彼女の名前を忘れられないでしょう She's on top of the world 彼女は世界の頂にいる Hottest of the hottest girls say ホットな女の子たちの中でも一番ホットな女の子が言う Oh, we got our feet on the ground 私たちは両足を地面につけている And we're burning it down そしてそれを燃やし尽くしている Oh, got our head in the clouds 私たちは頭を雲に突っ込み 空想の中 And we're not coming down そしてもう引き返さない This girl is on fire この女の子は燃えている This girl is on fire この女の子は火につつまれている She's walking on fire 彼女は火の上を歩いている This girl is on fire この女の子は燃えている Everybody stands, as she goes by 彼女が通るとき 誰もが立ち上がる Cause they can see the flame that's in her eyes 彼女の目の中の炎が見えるから Watch her when she's lighting up the night 彼女が夜を照らすのを目撃するから Nobody knows that she's a lonely girl 彼女がひとりぼっちの女の子だということは 誰も知らない And it's a lonely world この世界は孤独な世界 But she gon' let it burn, baby, burn, baby でも彼女はそれを燃やしてしまう ベイビー 燃やしてしまうの This girl is on fire この女の子は燃えている This girl is on fire この女の子は火につつまれている She's walking on fire 彼女は火の上を歩いている This girl is on fire この女の子は燃えている Oh, oh, oh... She's just a girl, and she's on fire 彼女はただの女の子 そして炎につつまれている ----------------------------------------- この世界で女性の置かれた位置の厳しさ、悲しさ。 そんな中でも、一人ひとりの女の子は、とてつもない強さを秘めている。 男のように、この世界で誰かを屈服させるだけの力ではない、強さを。 ビデオでわからなかったのは、散らかった部屋を魔法であっという間に片づけてしまうところ。 あれはいったい何だろう。 片づけは、誰かがやらなければならないことだけど。 金を稼いで外注すればいい、ということであれば、それは男の論理だ。 誰かが必ずやらなければならないことでも、男はそれをやろうとはしない。 そんなことがあるとは気づいてもいない。 もっと別の、何かもっと大事なことをやっているかのように思い込んでいる。 誰にも見えないところで部屋を片付けているとき、女は独自の魔法を使っているということだろうか。 しかしまぁ、こういう歌を聞いてビデオを見ると、いつかこの世界から男はほんとに不要なものになるんじゃないかという気がしてくるね。 男は男なりの賢さがあって愚かさがあって、それは女性とのかかわりの中で、お互いにとって不可欠なものではあるんだろうけど。 日本では、椎名林檎がそういうことをしてるんですかね、よく知らないですけど。 いつもアメリカから学ぶ、というところに、俺の特徴があるような気がするけども。 まぁ現代の日本に生きるということは、多かれ少なかれそういうことですね。 なんにせよ、ここが冷たく寂しい無愛想な世界だというのなら、それをそのまま受け取るだけでなく、いくらか変えていくことも不可能ではない、ということを教えてくれるのが20世紀後半のアメリカの歴史だった。 命を、燃やそう。
JUGEMテーマ:音楽 SHIBUYA-AXでMy Morning Jacketのライヴを見た。 名古屋公演が中止になったので不安に思っていたけども、ヴォーカルの調子も問題ないようで安心した。 全体の感想をざっくり言ってしまえば、「きっとすごいだろうと思っていたけど、思っていたよりも、すごかった」。 ただ、それゆえの限界も感じたのだけど。 予定よりも10分ほど遅れてバンドはステージに登場したとき、フロントマンはサンプラー(っていうの?あれ)を首から提げて、なにやらSFじみた格好がキマっていた。 そのいでたちに象徴されるように、音を電気で増幅して歪ませて効果をかけて重ねまくるっていう手法が、まずはこのバンドの主な武器。 プロレスラーみたいなドラマーがたたき出すド迫力ドラムに乗っかって、ギュインギュインに攻めてくるわけです。 もう爆音、爆音。 とにかくでかい音を鳴らしたいっていうのはバンドを始める一つの初期衝動なんだろうと思うけど、このバンドはいろんなところに、そういう「初期」への忠実さを感じさせる。 あれだけのジャムバンドっぽさを持っていながらも、ヴァースとコーラスの構成や、3分から5分の尺という、ポップソングの形式をほとんど壊さないところとか。 ライヴで"Move on Up"とかを普通にカヴァーしちゃうところとか。(今回も日本人ホーン部隊がいたから、やるかと思った) 今やバンドとしては完全にそれを会得していて、数多のアマチュアバンドたちが近づけない境地に達していると思う。 だからこそ、限界を感じる。 もはや極めた、と。 バンドを始めるような若いときに抱く理想や衝動って、歳を重ねればどうしても幼稚に感じられる。 あれだけの知性とセンスをもった人たちだから、それを推敲しながらこれだけのバンドをつくってこれたけど、あれだけの知性とセンスをもった人たちだから、遠からずそれには飽きるんじゃないか。 「このバンドの主な“武器”」という言葉を上で使ったけれど、歌詞の世界に比べて、音はあまりにも攻撃的だ。 爆音のハードロックの精神性は、攻撃性や支配欲にもとづいている部分があると思う。 攻撃性や支配欲を、他者とのコミュニケーションの俎上にのせるには、それなりの様式を伴う必要がある。 このバンドが彼らなりの音の様式を持っているかといえば、そうは思えないのだ。 わりとシンプルに歌を聞かせるようなときであっても。 すごかったけど、何か新しくて素晴らしいものに出会ったという感覚はなかった。 このバンドはライヴ音源に対してかなり寛容な考え方を持っていて、録音も公開もほとんど制限しない。 実際、ナマで見る彼らは、ライヴ音源で聞くよりも格段に迫力があった。 ネット経由の情報には絶対に負けないライヴを常にしているに違いない。 ただ、ロックバンドの定型としては図抜けた実力者ではあるけども、かなり極めてしまった感がぬぐえない。 俺にとって今回のライヴは期待していたよりもずっとすごかったけど、ロックにもう一度目覚めるということはなかった。 むしろロックの攻撃性になんの魅力も感じなかったことで、かつての自分との距離を知った気がした。
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