This Is The One! - innocent -

俺にとってのお気に入り(The One)を公開していくブログです。最近は目にしたものをどんどん書いていく形になっています。いっぱい書くからみんな読んでね。





"Valentine's Day" Bruce Springsteen

JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳



お前が一生のうちに愛することのできる人間は、ほんの限られた数だけだ。
世界中にどれだけ人口が増えようとも、この数は変わらない。
男よ、お前が愛する女はほんの数人だけだ。
それも、お前がそれほど幸運ならば、の話だが。

断言する。
お前の夢は叶わない。
ただ、叶う夢だけが叶うだけだ。
ロマンチストの夢は叶わない。
リアリストは夢を見ない。

そんなことは、誰も俺に教えてくれなかったよ。
俺の思い通りになるものは一つもないなんて、誰も言わなかった。
そんなスタート地点ぐらい、誰かがはっきりと示してくれてもよかったんじゃないか。

俺のチャンスはもう少ない。
一つだけでも、何かを実現できれば天啓だ。
そんな俺の挑戦を、誰かが見てるかい?
孤独の中だとしても、好きにやるさ。





Valentine's Day
Bruce Springsteen



I'm driving a big lazy car rushin' up the highway in the dark
でかくてノロい車で 暗闇のハイウェイへと駆け上がる

I got one hand steady on the wheel and one hand's tremblin' over my heart
片手をハンドルにしっかりと置いて 片手で心臓をマッサージする

It's pounding baby like it's gonna bust right on through
跳ねるように鼓動している 今にもつぶれちまいそうに

And it ain't gonna stop till I'm alone again with you
そして それは再びお前と二人きりになるまでは止まらない



A friend of mine became a father last night
昨晩 俺の友達が父親になった

When we spoke in his voice I could hear the light
話したとき ヤツの声の中に光を聞き取れた

Of the skies and the rivers the timberwolf in the pines
空や川の光を聞き取れた 松林のなかのティンバーウルフ

And that great jukebox out on Route 39
ルート39の素晴らしいジュークボックス

They say he travels fastest who travels alone
一人で旅をする男こそが最速の旅人だと言われている

But tonight I miss my girl mister
でも今夜 俺はあのコが恋しいんだ

tonight I miss my home
今夜 俺はホームが恋しいんだ



Is it the sound of the leaves left blown by the wayside
それは路傍に吹きっさらしにされた葉っぱたちの音なのか

That's got me out here on this spooky old highway tonight
それが今夜 俺をこの気味の悪い古びたハイウェイに連れ出すんだ

Is it the cry of the river
それは川の泣き声なのか

With the moonlight shining through
月明かりが差しこむところの

That ain't what scares me baby
それが俺を怯えさせるわけじゃない

What scares me is losing you
俺を怯えさせるのは お前を失いつつあるということなんだ



They say if you die in your dreams you really die in your bed
夢の中で死んだら ベッドの中でも本当に死んでるのだと言われている

But honey last night I dreamed my eyes rolled straight back in my head
でもハニー 昨晩俺は目ん玉が頭の中に転がりこんでく夢を見たよ

And God's light came shinin' on through
そして神の光が差し込んできたんだ

I woke up in the darkness scared and breathin' and born anew
怯えながら暗闇の中に起き上がって 息を上げながら新しく生まれた

It wasn't the cold river bottom I felt rushing over me
それは激しく俺を通り抜けていく冷たい川の底ではなかった

It wasn't the bitterness of a dream that didn't come true
それは実現しなかった夢の苦さではなかった

It wasn't the wind in the grey fields I felt rushing through my arms
それは激しく俺の両腕の間を抜けていく灰色の荒野の風ではなかった

No no baby it was you
そうじゃない ベイビー それは君だったんだ



So hold me close honey say you're forever mine
俺を抱き寄せてくれハニー 永遠に俺のものだと言ってくれ

And tell me you'll be my lonely valentine
君は俺の孤独なバレンタインになるつもりだと言ってくれ











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"When You're Alone" Bruce Springsteen

JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳


二つ前の記事のつづきから始める。
『クローズド・ノート』舞台挨拶での沢尻エリカの態度についての記事のつづきから。



「私を大切にあつかってください」アピールと「私はあなたを大切にします」アピールについて書いた。
これらの相互作用は、いったいどのような心理にもとづくものだろうか。

まるで約束事にもとづいているかのように記述すると、それはひどく打算的である。
「俺は君のことや君の大切なものについて蔑んだり壊したりすることはしないので、君のほうとしても俺のことや俺の大切なものについては手出し無用でお願いします」
お互いがお互いを卑下し合わないための、等価の取り引き。
傷つくことを恐れるあまりの、傷つけ傷つけられることを先回りして回避するための方途。
それ自体が卑小で弱りきっていて、現代日本での人と人とののかかわりがすべてそのようなものでしかないとしたら、そこに生きる俺としてはそんなものをぶち壊してまわるのにやぶさかでない。

しかし一方で、礼儀や礼節、すじや仁義、仲間や友情というものを、俺は必要なものであると同時に好ましいものだと感じる。
「打算的な取り引き」と「合意にもとづく礼儀」を分かつものとはなんだろうか。


「打算的な取り引き」の根底にあるのは、自分の持ち物(property)には他人に手を触れて欲しくないという潔癖感である。
他方、「合意にもとづく礼儀」の根底にあるのは、自分の持ち物(property)などこの世にはほとんど無いという孤独感である。
持ち物(property)とは、具体的な所有物(その始原は身体である)はもちろん、職業、技能、地位、趣味・嗜好、個性、オリジナリティ、同一性、哲学、価値観、世界観など、「個人」に付随しそれを形づくるものすべてである。
「打算的な取り引き」を求めざるを得ない心とは、自分の獲得したものを失わないように守るのに汲々としているのである。
「合意にもとづく礼儀」を尊ぶ心とは、お互いが自分と相手を同じぐらい尊重しているということ(つまりウラを返せば同じぐらい尊重していないということでもあるが)を悟り合っていることにもとづいているのである。
お互いに、どうせ大したものを持っているわけではないのだから。


それで、愛を実現するのは難しいのである。
というのは、誰かの幸福を心の底から願ったとしても、現実的にできることといえば持ち物をすべてあげることぐらいなのだが、その人が幸福であるかどうかは持ち物とはあまり関係ないのだから。
あとは、どうかその人が幸福であるようにと祈ることぐらいしか残されていない。
しかし、だからこそ、誰かが自分の幸福を全身全霊で祈っているということよりも勇気づけられることはおおよそ他にない。
愛とはそのぐらいのものだが、それでもときに人を支えるほど充分に強い。



沢尻エリカが「別に」と言い捨てたあと、彼女にかけられた声には二つの種類があっただろう。
その二つは、一見したところ互いによく似ていて、内容としてはほとんど同じなのである。
つまり、内容としては、「あんなことすべきではなかったし、これからは謙虚にふるまいなさい」と。
一つは、自分の持ち物を守ることに汲々とした、ヒステリックな金切り声である。
「私が普段からつくりたくもない笑顔をつくり下げたくもない頭を下げているのに、あんなに粗暴にふるまう小娘が大手を振って表通りを歩ける世の中であっていいはずがない」と。
もう一つは、持ち物を数えることをとうにやめている、聞く人をも落ち着かせるような沈着な声である。
「この映画を気に入ろうと入るまいと、あなたがいつか素晴らしい作品をつくりたいと願うのならば同僚や仕事相手を大切にしなさい。自分自身を大切にする方法とはただそれだけです」と。

前者のヒステリックな声は、世界を語っているようでいて自分の固定観念を語っているだけである。
つまり、世界が自分の考えたものと一致していないという事実に耐えられないのだ。
このような思考法は支配欲とたやすく結びつき、世界を自分の考えるものへと変革しようとする。
後者の沈着な声は、世界をどのようなものであるとしても固定的に捉えていない。
世界はこういうものであると沢尻に伝えようとしているのではなく、世界がどのようなものであるか自分で考えよと促しているのだ。
ただし、そこで同時に語られているのは「自分で」考えることの困難さである。



礼儀を本当に大切にするすべての人は、自分と他人をわかつ絶対的な空隙を知っている。
同時に、自分というものが流れの中の相のようなものにすぎないということを知っている。
そのような交わることのない、かつ固定的でない、人と人が交流をはかるためにはなんらかの様式に依るしかないのだ。
礼儀とは、その様式の一形態である。
そして誰とどんな交流をはかろうとも、孤独に注目すればいつまでも孤独なのだし、身につけたものが消えるときにはあっという間に消えるのである。





When you're alone
Bruce Springsteen



Times were tough love was not enough
時は厳しく 愛は足りなかった

So you said sorry Johnny I'm gone gone gone
お前は言った ごめんなさいジョニー 私は行ってしまうことにする

You said my act was funny
俺のやることはおかしいとお前は言った

But we both knew what was missing honey
でも 何が欠けているのか二人とも気づいていた

So you lit out on your own
そしてお前は一人きりで立ち去った

Now that pretty form that you've got baby
お前は品のいい振る舞いを身につけてるから

Will make sure you get along
きっと上手くやっていけるさ

But you're gonna find out some day honey
でもいつの日か気づくかもしれない ハニー



When you're alone you're alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりだ

When you're alone you're alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりだ

When you're alone you're alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりだ

When you're alone you ain't nothing but alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりでしかありえない



Now I was young and pretty on the mean streets of the city
街の容赦ない通りで 俺は若くて気取っていた

And I fought to make 'em my home
俺はそんな通りをホームにしようと戦った

With just the shirt on my back I left and swore I'd never look back
シャツだけを身にまとって俺は旅立ち 二度と振り返らないと誓った

And man I was gone gone gone
そして俺は去ってしまったんだ

But there's things that'll knock you down you don't even see coming
でも人を打ちのめしてしまうものがある 危険を察知する間も無いうちに

And send you crawling like a baby back home
そしてホームまでお前を赤ちゃんみたいに這って帰らせる

You're gonna find out that day sugar
そんな日に お前は気づくだろう シュガー



When you're alone you're alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりだ

When you're alone you're alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりだ

When you're alone you're alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりだ

When you're alone you ain't nothing but alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりでしかありえない



I knew some day your runnin' would be through
俺はわかっていた いつの日かお前は走りぬけ

And you'd think back on me and you
俺とお前のことをふたたび考え始めると

And your love would be strong
そしてお前の愛は強くなるだろうことを

You'd forget all about the bad
お前は悪いことについてみんな忘れちまって

and think only of all the laughs that we had
俺たちのすべての笑い声だけについて考えるだろう

And you'd wanna come home
そしてホームに帰りたくなるだろう

Now it ain't hard feelings or nothin' sugar
辛い気持ちでもなければ 何も無いってわけでもない

That ain't what's got me singing this song
それが俺にこの歌をうたわせてるわけでもない

It's just nobody knows honey where love goes
愛がどこに向かうのか 誰も知らないだけなんだ ハニー

But when it goes it's gone gone
でもそれが去るときには すっかり去っちまうのさ



When you're alone you're alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりだ

When you're alone you're alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりだ

When you're alone you're alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりだ

When you're alone you ain't nothing but alone
お前が一人きりのときには お前は一人きりでしかありえない











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"Brilliant Disguise" Bruce Springsteen


JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳


『Tunnel of Love』の和訳の記事を、しばらくサボっていた。
最後の"Valentine's Day"を2月14日にアップできたらいいかなぁ、ぐらいの感覚で始めたのだが、ずいぶんとズレこんだものだ。
少しばかり腰が重くなってもこだわって、最後までいければ過程のことは問わない、と思っているので、最後までやろうと思う。



誰かのことを理解するとか、その人が本当はどのような人であるかをつきとめるとか、ある特定の人の「核」や「本質」を見きわめようとするのは困難な作業である。
我々はそれを認識することができない。
そのような「本質」に迫ることができる手段があるとすれば、隠喩やその他の芸術的作業によってのみであろう。

俺の知った本たちの中でも、完成された本として特別な場所に置かれている数冊のうちの一冊、アルフォンソ・リンギスの『何も共有していない者たちの共同体』では、そのことが以下のように表現されている。
「理解するということは、他者の外観と動作が、心理学的、生理学的、物理学的な法則と、言語学的、身振り学的、文化的なコードとに従属しているとみなすことである。他者を理解するというのは、その他者自身を理解するためにそうした法則やコードが絶対に必要だということを理解することなのである。」(p.47)

人間にとって、何かを理解するということがコードを介してするより他にありえないとしたら、コードによって読めないものを理解することはできないのである。


人が何かをを見るときには、(文字通りの意味で)表面を見て、現れるものを見るしかない。
それを理解するためにはコードによって理解するしかない。
たとえば、人の本質と本質の、魂と魂の触れ合いのようなことをロマンティックにも想定するとすれば、現実にはそれは二重に(あるいはそれ以上に)阻害されているのである。

ところが、人はしばしば、表面にたわむれて踊ることをよしとせず、一貫して恒常的な何かをつかまえようとする。
これは自分が死すべき存在であることに人が耐えられないからなのかもしれないし、単に社会的にそれが良しとされているから欲しがるのかもしれない。

この努力が報われるときが一度だけある。
それは努力を始めてから少し経過したころに訪れる。
対象を完全につかまえる一瞬。
それはつまり、自分の中に相手の肖像画を描ききったときに訪れる。
一つの環状の充足がもたらす、楽園。
そして、その肖像画が現実を完璧に反映しているわけではないということに気づくのは、その直後からのことである。

初恋というものが特権的なのは、肖像画が現実を完璧に反映することなどありえない、ということを知らずにいられるからだ。
あるいは、そもそも自分が肖像画を描いているのだということにすら気づかずにいられるかもしれない。
これと同じような事情で、初恋でなくとも、関係の始めのころには、この信仰をもつことができるかもしれない。
肖像画のことを知っているはずなのに、それでも生まれる信仰。

  おどろく程気まぐれな展開に少しだけ
  私らしくない期待を oh oh してる 
  (宇多田ヒカル「Eternally」)

このあたりのことについては、以前の「独りが好きなのに一緒にいたい」という記事にも書いたことである。




寒い雨の日に、俺はアルバイトで道路に立ちながら、アイドリングするスポーツカーのマフラーから立ちのぼる湯気を見ていた。
赤い透明なプラスチックがテールランプの光を通して、濡れた塗料にかくれる鉄が乾いて冷えているのを俺は感じていた。
俺は、物の優しさを感じていた。

優しさというのは適切な表現ではないだろう。
何も期待させないかわりに、何も与えてはくれない。
こちらからの働きかけには、常に正当な反応がかえってくるのみである。
そもそも求めないから、そこに現れるものだけで満足できる。
物には認識も、判断も、行為も無い。


かつてマルクス主義は、この正当性を歴史にも求めていたのかもしれない。
たしかに、人間もまた一個の物なのだ。
しかし、人間は物を「理解」する。
人間性は「物ではない(非=物)」というところにあるから、人間の行為の総体は正当に動くだけではない。
「理解」は物を十全につかまえるわけではないから、科学のコードが世界を埋め尽くすことはない。
意味はどこかで、常に欠けている。



喜びや楽しさというものが難しいのは、それがしばしば個人的なものではないからだ。

  美しいものを見て、私はこの景色と気持ちをあなたに伝えたい。
  私はあなたが笑うときに心からの満足をおぼえるのです。
  私ががんばることができるのは、あなたが期待してくれているから。

こういうことは真実を含んでいると思うし、美しくもあると思う。
ただ、疑いようのない愛にもとづいているからといって、それがいつも明るい喜びや楽しさを呼び起こすものだとはかぎらない。

  あなたがその言葉を口にする気持ちも背景もとてもよくわかるし、それに協力したいと思うから、私が返す言葉はあらかじめほとんど決まっている。
  あなたは喜んでいるけれど、あなたが喜べば私が喜ぶということを見越してあなたは喜ばざるを得ないのかもしれないし、そうだとしても私はあなたをがっかりさせたくはないからやっぱり喜ぶのです。
  あなたは私が期待に応えることに慣れてしまっているかもしれないけれど、裏切ることがあなたを本当に思うことだとどこでどうして言えるの。


正当な行為ばかりをして、意味や理解で関係が埋まってしまったら、「私」と「あなた」はどこにいるのだろうか。
その意味や理解を築き上げてきたのは、お互いの努力や思いやりの結果なのである。
理解できないときには、あなたのことを理解できない。
理解できたときには、あなたがどこにいるのかわからない。
愛が喜びや楽しさを曇らせてしまうということはあるだろうか。


喜びや楽しさとは、簡単なときには実に簡単なものだ。
5月の木漏れ日の町を二人で歩くだけでよかった。
そこに現れるものに満足できていたのだ。


人間性の居場所、「あなた」の魅力の源泉とは、必ずしも正当に行為しないというところにある。
そこに現れるものに満足するには、この魅力を楽しんでいればいい。
しかし、いつしか喜びや楽しみよりも、不安が超えてしまったら。
魅力的なあなたをなんとか理解したいと望んだとしたら。
お互いを理解しようという努力は、いつしかお互いの行為を正当性に導くことがある。
理解できる世界で満足するには、「あなた」や「私」を求めないことだ。
この二つの満足のあいだには、不安の領域がある。
疑うことなどせずにすんでいればよかったのに。





Brilliant Disguise
Bruce Springsteen


I hold you in my arms as the band plays
俺はお前を腕に抱いている バンドが演奏するとき

What are those words whispered baby just as you turn away
ささやいた言葉は何だったか お前が背を向けたとき

I saw you last night out on the edge of town
昨晩 町の端のところでお前を見かけた

I wanna read your mind
俺はお前の心を読みたい

And know just what Ive got in this new thing Ive found
新しく出会ったこの出来事で 俺が何を手にしたのかを知りたいんだ

So tell me what I see when I look in your eyes
俺が何を見ているのか教えてくれ お前の目の中を見つめるときに

Is that you baby or just a brilliant disguise
それはお前なのか それともただの輝かしい偽装なのか



I heard somebody call your name from underneath our willow
俺たちの柳の木の地下から誰かがお前の名前を呼ぶのを 俺は聞いた

I saw something tucked in shame underneath your pillow
お前が恥ずかしがりながら何かを枕の下に押し込むのを見た

Well Ive tried so hard baby but I just can't see
俺は必死にがんばったがベイビー 何もわからなかった

What a woman like you is doing with me
お前みたいな女は 俺に何をしているんだ

So tell me who I see when I look in your eyes
俺が誰を見ているのか教えてくれ お前の目の中を見つめるときに

Is that you baby or just a brilliant disguise
それはお前なのかベイビー それともただの輝かしい偽装なのか



Now look at me baby struggling to do everything right
俺を見てくれベイビー 何もかもをきっちりやろうと必死だ

And then it all falls apart when out go the lights
そしてすべてはバラバラになる 光が消えたときに

Im just a lonely pilgrim I walk this world in wealth
俺はただの巡礼者 この富んだ世界を歩く

I want to know if it's you I don't trust
俺が信じないのはお前のことなのかを知りたい

Cause I damn sure don't trust myself
なぜなら 俺が自分を信じてないということも確かだから



Now you play the loving woman I'll play the faithful man
お前は情愛深い女を演じて 俺は誠実な男を演じる

But just don't look too close into the palm of my hand
俺の手のひらをあんまり近くからのぞきこむなよ

We stood at the altar
俺たちは祭壇に立って

The gypsy swore our future was right
俺たちの未来は間違いないとジプシーが占った

But come the wee wee hours
でも夜明けが来て

maybe baby the gypsy lied
ベイビー たぶんジプシーは嘘をついたのさ

So when you look at me
お前が俺を見るとき

You better look hard and look twice
よく見て そして二度見たほうがいいぜ

Is that me baby or just a brilliant disguise
それは俺なのか それともただの輝かしい偽装なのか



Tonight our bed is cold
今夜 俺たちのベッドは冷たい

Im lost in the darkness of our love
俺たちの愛の暗がりに 俺は迷ってしまった

God have mercy on the man
神よ 男に慈悲をおかけください

Who doubts what he's sure of
確信しているものまで疑ってしまうこの男に








 

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"Two Faces" Bruce Springsteen


JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳

 

論文の提出が一応終わって、現状の第一志望のグループ面接も終わった。
それがおととい、15日のこと。
窓が開け放たれたような気持ちを感じている。

それで昨日は意気揚々と図書館に自転車を走らせてみたりしていたら、昨日は説明会の予定があったことをすっかり忘れていた。
前日には頭にあったのに、綺麗さっぱり消えていた。
それなりに大切なものごとを、人はここまで視界から消せるものかとけっこう驚いた。


それで、開放的な気分の俺は、久しぶりに一冊の本をきっちり読んだ。
それが江國香織の『スイート・リトル・ライズ』という小説。
気合入れてシモーヌ・ヴェイユとか坂部恵とかも借りてきたのだけど、夕飯を食べてから寝るまでのあいだに読みたかったのがこれだった。
気合入れなくても読めて、でもちゃんと面白いだろうやつ。

この小説の主題は、(現代の)人間の二面性についてである。
と言ってしまえば、それはもちろん嘘だ。
ほとんど嘘だ。
もちろん二面性も主題として含まれていると言うことはできるが、それだけではない。
そもそも、主題が何だ、と明確に指摘できる小説などありはしないのだが。

ところが、Bruce Springsteenの「Two Faces」という歌を聴いたあとにこの小説を読めば、それでもやはりこの小説の主題は二面性なのだとして読むことができる。
それが、詩である。
それが、詩の言葉である。



詩の言葉というのは、それ自体の中にたいそうな意味など含まない。
「俺の持つ二つの顔」と言われれば、あぁそうね、そういうことはあるかもね、と思うだけのことだ。
ところが、いざその言葉を置いて、自らの生活を見てみると、あらゆるところにその言葉が現れる。
もはやこの生活はこれまでもずっとその言葉を中心に成り立ってきたし、これからもそうして成り立っていくだろうとしか思えない。
目にするあらゆるものごとの主題は、まさにそれだと感じるようになる。
小説というものは、どんな詩の言葉をおいても、そのように読めてしまうものである。



『スイート・リトル・ライズ』を読んでいて、驚いてしまったのは、二人の主人公のことを俺がとてもよく「わかる」ということだった。
かつての俺はここまで「わかり」ながら読んでいたのだろうか、と疑う。
たぶん、わかっていなかっただろう。
その変化が何を意味するのか、俺にはまだ掴めていない。
何かを失い、何かを得たような気がする。
それはとても寂しいことだとも感じるし、喜ばしいことだとも感じる。
ただ、どちらか一方の感情だけを採用することだけはすまい、と思う。
なぜなら、それを端的に一言で表現するならば「変化」で、「変化」それ自体は価値も意味も持たず、避けられない運命であるというだけなのだから。
それは寂しいことだと感じることもできるし、喜ばしいことだと感じることもできる。
寂しいことでも喜ばしいことでもない、というのも、また正しい。


変化それ自体は避けられない運命なのだが、その中で俺にできることもある。
もしかしたら、しなければいけないことも。
それは、変化をむかえるべき「今」のうちにできることをやっておく、ということ。
今の俺の感受性でものごとをながめることは、今の俺にしかできない。
2年前の俺にも、2年後の俺にもできないこと。
その中で、見つけられる言葉があるのなら、見つけられるストーリーがあるのなら、それを見つけて形にしたい。
ただそれだけが、やがて変化していった先のどこかで穴に落ち込んだ俺を救うことができるだろうと思うから。
俺がこの世の中で生きていく道具それ自体、あるいは道具の材料になるのは、それだと思うから。


そのときに、恐れてはいけないのは、「ストレート」にそれを表現すること。
あまりにも直截すぎる表現は、見つけた人を一瞬、脅かしてひるませる。
たとえば、「Two faces have I」という表現。
自分の中にも理解できない領域があること、自分の知っている理屈では理解できないふるまいを自分がしてしまうことがあること、それを「俺の持つ二つの顔」という言葉で表現する。
あまりにも「わかりやす」くて、あまりにも直截な表現だ。
一瞬、それは凡庸でつまらない表現にも見える。

ところが、俺はしばしば忘れがちだし、忘れがちなのは俺だけじゃないとも思うのだが、その表現を見るのは自分ではないのだ。
その言葉を読むのは、変化した先の自分であるかもしれないし、他人かもしれない。
それらの人びとが、一瞬で理解できるのは最も直截な表現なのだ。
読み手も、一瞬それは凡庸でつまらない表現だと感じるかもしれない。
しかし、その感覚は、あまりにもよく「わかる」、または、あまりにもそれが「近い」からこそ生まれる感覚である。
それに成功したとき、それは詩の言葉にもなりうるだろう。
それこそが詩の言葉だ、とは言わないが。
今の俺が何かを見つけたならば、そのような表現で形にしておきたいと思う。
形にすることで、初めて自分でもそれを見ることができるのだから。



一方で、実際に凡庸でつまらない表現というものも、まぁ現実にはある。
それはどのようなときに生まれるのだろうか。
言葉というのは、根源的には他人のものである。
自分の見つけたものごとを表すのに、その他人から受け取ったものを使うからこそ、自分にも他人にも「わかる」ものになる。
自分が見つけたものごとと他人から受け取った言葉が直截に重なるとき、その表現は上手くいっていると言えるだろう。
上手くいっているものだけで何かを作りたい、と願うのが芸術家である。
凡庸でつまらない表現というのは、端的にこれが上手くいっていない表現のことだ。
言葉が単なる借り物としてしか響かないからつまらない。
特に言いたいことが無いのか、あるけれど言い方に失敗しているのか。



さてさて、あらゆる意味で未熟な俺は、使える言葉をもっと増やせるように、勉強でもしようかね。
何かを見つけるように目をこらす手段。
見つけたものを表現するための材料を獲得する手段。
それはどちらも勉強と呼ばれるものだろうと思う。
Two Faces Have I」というポップソングがあったことを、今回初めて知った。
Bruce Springsteenは、ポップソングマニアだった。





Two Faces
Bruce Springsteen



I met a girl and we ran away
女の子と出会って 俺たちは一緒に逃げ出した

I swore I'd make her happy every day
俺は彼女を毎日幸せにすると誓った

And how I made her cry
そして どんなふうに彼女を泣かせたことか

Two faces have I
俺の持つ二つの顔



Sometimes mister I feel sunny and wild
俺はときどき 明るくて怖いもの無しな気持ちになるんだ

Lord I love to see my baby smile
主よ 俺は彼女が微笑むのを見るのが大好きなんだ

Then dark clouds come rolling by
やがて 暗い雲が近づいてくる

Two faces have I
俺の持つ二つの顔



One that laughs one that cries
片方は笑い 片方は泣く

One says hello one says goodbye
片方は挨拶をする 片方はさよならをつげる

One does things I don't understand
片方は俺の理解できないことをする

Makes me feel like half a man
人間が半分になったかのような気持ちにさせる



At night I get down on my knees and pray
夜には 俺はひざまずいて祈る

Our love will make that other man go away
俺たちの愛が もう一人の男を追い払ってくれるようにと

But hell never say goodbye
でも 地獄はけっしてさよならをつげない

Two faces have I
俺の持つ二つの顔



Last night as I kissed you neath the willow tree
昨晩 柳の木の下で俺がお前にキスしていると

He swore he'd take your love away from me
ヤツはお前の愛を俺から奪い去ると宣言した

He said our life was just a lie
俺たちの生活はただの嘘だと言った

And two faces have i
俺の持つ二つの顔

Well go ahead and let him try
さて ヤツのやりたいようにやらせてみろよ











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"Tunnel of Love" Bruce Springsteen


JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳




Tunnel of Love
Bruce Springsteen



Fat man sitting on a little stool
小さなスツールに腰かけた太った男が

Takes the money from my hand 
俺の手からカネを受けとる

while his eyes take a walk all over you
じっくりとお前を眺め回しながら

Hands me the ticket smiles and whispers good luck
チケットを手渡し 笑いかけ グッドラックとささやく

Cuddle up angel cuddle up my little dove
天使を抱き上げ 俺の小さな鳩を抱き上げる

Well ride down baby into this tunnel of love
ベイビー この愛のトンネルへと乗り込んで行く



I can feel the soft silk of your blouse
お前のブラウスの柔らかいシルクが感じられる

And them soft thrills in our little fun house
俺たちの小さな楽しい家では その柔らかさはゾクゾクさせる

Then the lights go out and it's just the three of us
そして光は消えて 俺たち3人だけ

You me and all that stuff were so scared of
俺とお前と おびえきったすべてのもの

Gotta ride down baby into this tunnel of love
ベイビー この愛のトンネルに乗り込まなくちゃ



There's a crazy mirror showing us both in 5-d
俺たちを五次元に映し出す 狂ったミラーがある

Im laughing at you you're laughing at me
俺はお前を笑い お前は俺を笑う

There's a room of shadows that gets so dark brother
とても暗くなっていく影の部屋がある

Its easy for two people to lose each other
二人の人間がお互いを見失うのはたやすい

in this tunnel of love
この愛のトンネルでは



It ought to be easy ought to be simple enough
簡単であるべきだし 十分にシンプルであるべきだ

Man meets woman and they fall in love
男が女と出会い そして二人は恋に落ちる

But the house is haunted and the ride gets rough
しかしその家は取り憑かれていて 車を運転するのはラフなものになる

And youve got to learn to live with what you can't rise above
そしてお前は持ち上げられないものと共に生きることを学ばなくてはならない

if you want to ride on down in through this tunnel of love
もしお前がこの愛のトンネルに乗り込んで通り抜けたいのなら













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