This Is The One! - innocent -俺にとってのお気に入り(The One)を公開していくブログです。最近は目にしたものをどんどん書いていく形になっています。いっぱい書くからみんな読んでね。
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2005年12月からJUGEMでつづけてきたこのブログですが、このたびレンタルサーバー借りて移転しました! よそのブログサービスでなく、自腹のサーバースペースでの運用になります。
本気度をこめて、ブログタイトルも「This Is The One - strong -」としました。 JUGEMのこのブログも、JUGEMのサービスが続く限り残しておこうと思います。 こちらは「This Is The One - innocent -」と名づけることにしました。 まだ本当に未熟でイノセントだった18歳の頃からつづってきたブログです。 今見ると赤面するような内容がたくさんあるけれど、それもまた俺のありのままの姿という事で残しておきます、
こちらのリンクから飛べますので、見てください。 そしてよければ、ブックマークしてください。 読み応えのあるものをたくさん書いていく予定ですので、ちょくちょくのぞきに来ていただけたら光栄です。
今後ともよろしくお願いします!
JUGEMテーマ:読書
7回無死のピンチでクローザーがマウンドに上がる。 もう後がないのだ。 何せ、ポストシーズンのディビジョンシリーズ第5戦。 勝ち抜けには3勝が必要なシリーズで、2勝2敗だ。 1点のリードを守りきるため、7回であろうが一番いいピッチャーをつぎ込む。 普段なら9回の1イニング専門のはずのクローザーを、7回にすでに投げさせる。 クローザーはすべての力を注ぎ、7回のピンチをしのぎ、8回も0点に抑える。 しかし9回、上位打線に回ったところでついに限界をむかえる。 2番と3番をおさえるだけの球が投げられず、連続四球。 もう、これ以上のピッチャーは残っていない。 しかしここで、最も頼りになる男が、まさかの復活を遂げる。 シリーズの第1戦と第4戦で登板し、チームの2勝を一人で稼いだ絶対的エースだ。 サイヤング賞に輝くこと3回。 投手としてのあらゆる栄冠を手にしたが、唯一手に入れていないのがチャンピオンリングだ。 第4戦で力を出し切ったはずの左腕が、最後の2アウトを取るためだけに中1日で再び立ち上がる。 9回ウラ1アウト、1点差、ランナー1塁2塁。 対するは4番。 去年のポストシーズン6試合で7本のホームランを放ち、マウンド上の絶対的エースからもそのうちの2本を打った男。 この男を倒さずして、次には進めない。
これは漫画の話ではない。 田中マーくんの話でもない。 今日のロサンゼルス・ドジャースの話だ。 リーグチャンピオンシリーズでは、またマエケンの出番があるだろう。 頑張れマエケン。 ゴーゴードジャース。
ここからまったく関係ない話をする。 例えば合コンのような席で、大人というものはどこかでいくらか寂しいものなのだと知る。 おそらくこのブログに最も欠けている、叙事を。 まあそれはそのうち。
人間の感覚にとって幸福というのは、状態のことではなく運動なのだと、どこかで聞いた。 何らかの感覚が一定の条件に達したら、それが幸福だというのではない。 ある状態から別の状態への移動の時に、人間は幸福を感じるのだと。
たとえば幸福の尺度というものがあるとして、プラス10の位置にいるから幸福を感じる、というものではないらしい。 プラス5からプラス10へと移動していくこの運動にこそ、人間は幸福を感じる。 あるいは、ただ漫然とプラス8の位置にいるよりも、マイナス10からマイナス8へと移動する時のほうが、幸福の感覚は強い。 こういうことを知った時、確かに自分の感覚に照らしてみて、納得できると感じた。 そんなことは、自分の人生で何度もあったと思った。 停滞による無感覚も、這い上がる恍惚も。
そういう事を知っていると、失敗して、恵まれなくて、落ちていく、崩れていく感覚の中にも、救いはあろうというものだ。 上がるためには、下がらなくてはならないのだから。 いつまでも上がり続けてはいつかプラス10にたどりついてしまう。 プラス10の位置にいても幸福を感じられないならば、人生のどこかで幸福を感じるためには、いつか必ず下がる時は必要なのだ。 人生にはどうしても下がっていく時期がある。 そんな時、下がっていくおかげでいつか上がれると、自分を慰めよう。
エドワードが馬小屋で仔牛と共に眠る幸福を、俺はこういう感覚で共感するのである。 また、トムがいつしか王の待遇をありがたいとも思わなくなることを。 落ちた人間には、救われる幸福がある。 恵まれた人間には、無感覚の罠がある。
土日も1時に帰ってくるような生活の中で、なんかスゲェかっこいいブログ見つけたから貼っとく。 正直、世界観変わる。 自分のブログ記事の淡白さに泣きたくなる。 スゲェかっこいいブログ見つけたから貼っとく。 http://www.boiled-pasta.guru/entry/2016/04/27/いまからお前の生存戦略を告げる%E3%80%82 こないだの「勇者たち」の記事で俺が言いたいことって、たぶんこういうことだった。
人間世界もまた一つの自然であり、「世界」と言おうが「自然」と言おうが、いずれにせよ我々はいつも何かと対峙し、向き合っている。
また明日もよろしくね と 言い合って眠る今日の夜 明日もまた二人の日だよ 月並みと知りながら ヘドが出ないどころか 愛おしく 守りたい
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