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2011岡村靖幸LIVE『エチケット』ツアーファイナル @SHIBUYA-AX

JUGEMテーマ:音楽
 
20110920 SHIBUYA-AX



先週のこと。
9月20日、岡村靖幸のライブをSHIBUYA-AXで見てきた。
20分前ぐらいに会場に入ってから開演するまでの間に感じたのは、俺は岡村ちゃんファンとしてはかなり邪道なほうなんだろうなぁ、ということ。
客層の「濃さ」というのか、岡村ちゃん慣れしてるというのか、「待ってました!」的気分が充満していた。
俺のほうはといえば、彼がデビューしたときにはまだ生まれてもいないわけで、アルバムも『家庭教師』しか持ってないし、新しい2枚のセルフカヴァーアルバムも持ってない。
岡村ちゃんの生き様とか、これまでの変遷とか知らないし。

しかしそれとは別に、岡村ちゃんの歌が俺の人生に大きなものを与えた、ということも事実なわけで。
それで、そんな歌を作って歌ってる本人が目の前に登場する、というのもドデカい感動なわけです。



実を言うと、俺はライブを見るという経験がほとんどない。
Bruce Springsteen & the E Street Bandの『Working On A Dream』ツアー公演をニューヨークで見た。
それだけ。

あのときの感動もとにかくドデカいもので、Bruce Springsteenがステージに登場してお決まりの開幕曲「Badlands」が鳴り響いたとたんに、これには自分でもかなり驚いたのだが、涙が止まらなくなってしまった。
2曲目の「No Surrender」が終わるまで、俺は歌いながら(というより叫びながら)号泣していたと思う。
目の前の白人のおっちゃんに「なんだこの気持ち悪いアジアンボーイは??」という感じの目で見られたような気がする。



SHIBUYA-AXの幕が開いて岡村ちゃんが姿を現したとき、それも衝撃的な体験だった。
出てくる前から会場は悲鳴が響いていたのだけど、なるほど彼ら彼女らはこれを知っていたからあんな悲鳴をあげていたのか、と納得できた。
空気が、一気に変わった。
岡村ちゃんのものになった。

ドラムセットのためにあつらえた壇の上に立っていた岡村ちゃんは、踊りながら降りてきた。
猛烈な存在感で、岡村ちゃんの体がステージいっぱいに広がって見えた。
「こんなにカッコイイ人がこの世にいたのか!」という衝撃、そしてあの声で歌いだせば、大好きなこの歌を作った人が目の前で歌っているということの感動。
2曲目の「カルアミルク」で泣きそうになったけど、そこから先はもう怒涛の展開で、最も集中力を発揮しているときには時間が飛んでいくあの感覚であっという間に過ぎ去った。

聞きたい曲は全部やってくれたしなぁ、「ロングシュート」も「イケナイコトカイ」も「Super Girl」もやってくれたし(Dance, Chance, Romanceは自分しだいだぜ、そうだろ)、短いながらも「友人のふり」もやってくれたし。
ギタージャカジャカで「Out of Blue」やってたところに、バンドが入ってきたときはホントにうれしかったなぁ。

セットリストはこちらね↓
http://natalie.mu/music/news/56813



Bruce Springsteenのときは「これはライブじゃなくて“ショー”だ!」と思ったけど、今回は「これはライブじゃなくて岡村ちゃんの“ステージ”だ!」と思った。
失礼な話だけど、岡村ちゃん以外のバンドメンバーなんて目に入らない。
Bruce Springsteenとthe E Streent Bandが一緒にやってるところをファンは一番見たいだろうけれど(Thank you, and rest in peace, Big Man...)、岡村ちゃんの場合は岡村ちゃんが見たい。
岡村ちゃんの声、岡村ちゃんのギターやピアノ、岡村ちゃんの目配せ、岡村ちゃんのしぐさ、岡村ちゃんのダンス、岡村ちゃんのスキャット、岡村ちゃんの即興の語り。


YouTubeなんかのコメントとかで彼に関して「才能がありすぎる」ということをよく言われる。
そりゃあ誰だって、曲つくって詩を書いて、ドラムたたいてキーボードやギター弾いて、歌いながらダンスしてキメまくりたいに決まってる。
でも多くの人はヘタクソだったり根気がなかったりして小さくまとまるわけです。
岡村ちゃんは全部やってる。
全部、サイコーにかっこよくやってる。
みんなの夢がそこで実現されてるわけです。

みんながやりたいことをできるからってやらなきゃいけない理由は何もないのだからやりたくなければやめてしまえばいいのだけど、それでもやめないのは岡村ちゃんもきっとそれが好きだからなんだろう。
でも大好きなことをやっていればそれだけで幸せになれるかというとそうもいかないわけで、幸福というものの難しさがここにあるわけです。
夢に描くときはそこは完璧に見えるけれども、そこに立ってみればまた違う風景が見える。
そこに立ったことのない俺には、わからないこと。



とにかく、現代の日本でもすごいことやってる人はいる。
J-POPシーンで言えば80年代から90年代前半の、ものすごい才能と活気に満ちた時代にあこがれてしまいそうにもなってしまうのだけど。
今週のHunter×Hunter読んで感動しながら、すごいこと、すごいもの、すごい人はたくさんいるのだと実感するのです。






岡村靖幸,CAPTAIN FUNK (TATSUYA OE),西平彰

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posted by kach 23:09comments(0)trackbacks(0)





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