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"Walk Like a Man" Bruce Springsteen


JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳


アルバム『Tunnel of Love』のなかでも、最初に引かれたのは、「One Step Up」と「Walk Like a Man」だった。
多くの人がそうだろうと思う。
アレンジのフックが強いから。

この「Walk Like a Man」は母親について歌っている。
Bruce Springsteenが父親について歌っているのは、『The River』の「Independence Day」。
どちらも、一人の男として、人間として一人立ちしようとする心情と、満たされなかった親の人生に対して自分が協力できなかったことへの思いが歌われている。


俺の両親は今も健在で、毎日働いている。
姉も含めて、4人が健康で何不自由ない今の生活を思うと、ありがたい気持ちでずっとこのままでいたいと思える。
つまり、目下のところ、家族に関してはここで言うべきこともほとんどない。
ただ、感謝をしているだけである。



歌のワンフレーズ目から登場する「you」が指す対象を、俺はずっと結婚相手のことだと思っていた。
「ウェディングデイに俺の肩に落ちた新婦の涙」だと思っていて、結婚に込められる万感が込められていて感動的だなぁと思っていた。
今回、訳してみて、「you」とは母のことなのだと気づいた。
新婦の手を「ラフ(荒れている)」だと表現するというのはしっくりこないが、それだけ苦労をしてきた人だということを表しているのだろうなどと誤解していたところが、これでしっくりきた。
母の涙だと理解すれば、それもやはり万感が込められているのだけど。


結婚というのは、やはり特別なものだ。
シンデレラストーリーのように、それがゴールだからというわけではない。
そこから、新郎新婦はもはや単純に「子」ではなくなるから。
生まれた子がやがて親になる、生命のある限りつづいていくこの連鎖の、一つの折り目だから。
この折り目を基準に人生を眺めると、そこにはシンメトリーが浮かび上がる。
片方の端では「子」として生まれ、片方の端では「親」として死ぬ。
折り目に近いところには、子として親としてのどちらとも言い切れないあいまいな期間がある。
このグラデーションに線を引くとしたら、結婚はとても大切な線だろう。
そのままではとても理解しがたい「人生」というものの、理解への努力を助ける貴重な補助線だ。

ただ、おそらく間違いないことは、一人前の男のように歩けるようになってから結婚するのではなく、その強さを願って祈っているところにすでに新婦は歩み寄ってくるということ。
きっと、我々はいつまでも永遠の強さにはたどりつけない。
できることは、いつまでたっても、「walk as a man(一人前の男として歩く)」ではなく「walk like a man(一人前の男のように歩く)」だけなのだろう。



連なりとしての生命と、個体としての我々一人ひとり。
そうして、人生のそれぞれの瞬間に生じた一つひとつの出来事や想いは、生命の連なりの中に沈んでいくだけなのだろうか。
わからない。
抑えきれずに燃え上がったあの気持ちや、名ふしがたくあふれたあの涙は何だったのか。
わからない。
知りたいと渇望しているような気もしているし、知ろうとすること自体が愚かなのだという気もしている。





Walk Like a Man
Bruce Springsteen



I remember how rough your hand felt on mine
俺の手に触れたあなたの手の感触の荒さを今でも覚えている

On my wedding day
俺が結婚した日の

And the tears cried on my shoulder
俺の肩に落ちた涙のことも覚えている

I couldn’t turn away
俺は振り向けなかった

Well so much has happened to me
たくさんの出来事があった

That I don’t understand
俺には理解できない出来事が

All I can think of is being five years old following behind you at the beach
俺が考えているただ一つのことは  5歳の俺が海辺を歩くあなたのあとに着いていくこと

Tracing your footprints in the sand
砂についたあなたの足跡をなぞりながら

Trying to walk like a man
一人前の男のように歩こうとしてる



By Our Lady of the Roses
親しみ深いマリア様のそばで

We lived in the shadow of the elms
俺たちはニレの木の影に暮らした

I remember ma draggin’ me and my sister up the street to the church
母が俺と姉を教会へつづく通りへと引っぱり出したのを覚えている

Whenever she heard those wedding bells
教会のウェディングベルが鳴るのを聞きつけるたびに

Well would they ever look so happy again
彼らがそれほど幸せそうに輝く日がその先にあるだろうか

The handsome groom and his bride
ハンサムな新郎と彼の新婦

As they stepped into that long black limousine
幸せそうに長くて黒いリムジンに乗り込んでいく

For their mystery ride
彼らのミステリードライブへと

Well tonight you step away from me
今夜 あなたは俺から離れていき

And alone at the altar I stand
俺は祭壇に一人きり

And as I watch my bride coming down the aisle I pray
俺が祈っている通路へと新婦が近づいてくるのを見る

For the strength to walk like a man
一人前の男のように歩ける強さを願い 祈っているところへ



Well now the years have gone and I’ve grown
今や 月日は流れて俺は

From that seed you’ve sown
あなたが蒔いた種から育った

But I didn’t think there’d be so many steps
こんなに遠い道のりだとは思わなかったよ

I’d have to learn on my own
一人で学ばなくてはならなかった

Well I was young and I didn’t know what to do
俺は若くて 何をするべきか知らなかった

When I saw your best steps stolen away from you
あなたの素晴らしい一歩が盗まれていくのを見たときも

Now I’ll do what I can
今は 俺のできることをするよ

I’ll walk like a man
一人前の男のように歩くんだ

And I’ll keep on walkin’
そして歩きつづける









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