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『リリイ・シュシュのすべて』

評価:
岩井俊二
コメント:捏造された記憶

岩井俊二監督作品を観るのは『Love Letter』とショートバージョンの『花とアリス』に続いて3作目だ。
相変わらず、岩井俊二的な映像へのこだわりは見事。
ただ、この作品ではそれがそこまで機能していたとも思わない。
もしかして、それを捨て去ってしまったほうがかえってよかったのかもしれないと思った。

14歳の世界というのを上手く描いたのかなぁと思う。
俺はもう14歳ではないのでわからないけど、たぶん14歳の身に感じる気分だとか出来事とかを上手くデフォルメして描くところが上手いんだと思う。
だから別に、現実世界と比べてリアリティに無理があるとかいうことは問題にならない。
14歳の気分を描くためなら、別に無理があってもそれで上手く描けるならいいのだ。
と、いうようなことを突き詰めてやってしまう、岩井俊二というのはなかなかすごくて変な人だなぁ、と俺なんかは思ってしまう。

ただ、なんか変なところに昇華しようとして、結局美しくまとまってしまっているところが、この作品の迫力のないところなのかもしれない。
もっと、どうしようもなく追い詰められて、見たくもないような汚いものを目にしたい。
群青いろの新作に期待。

あと、もう少しカットするところをカットして、尺を短くして欲しいと思った。
正直、あれで2時間半はけっこうきつい。
上で書いたこととリンクするのだが、ある意味どうでもいいシーンはたくさんあると思った。
14歳の気分を描き出すには必要だということか。

っていうか今思ったんだけど、家は?って。
再婚して義理の父親とはあまり上手くいってない、ということが冒頭で示されるのみで、家族との関わりというものがほとんど描かれてこない。
14歳にとって家族というのは切り離せないものだと思うのだが。
この作品のここらへんがけっこう現代的なのかなぁ。

これは別にくだらないことなのだが、萌えキャラも満載。
狙ってんじゃないか、って思うぐらいに萌え要素はたくさん発見できる。
まぁ、それも14歳だからなのか。
キャラがけっこう一般化されている部分など、どこかギャルゲとかエロゲの世界観と通じている気がする。
蒼井優の風前の灯の美しさに、涙。

最後に勝手なこと言うけど、群青いろの『14歳』を観てしまったら、これはもうどうでもよくなる気がする。
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posted by kach 18:55comments(0)trackbacks(0)





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