This Is The One! - innocent -俺にとってのお気に入り(The One)を公開していくブログです。最近は目にしたものをどんどん書いていく形になっています。いっぱい書くからみんな読んでね。
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JUGEMテーマ:スポーツ 日曜日の朝からトライネイションズを見る幸せ。 強調しておきますが、今年はワールドカップイヤーです。 あと40日ほど。 まずオールブラックスは磐石。 あとは勝てるかどうかだけ、というsame oldなsituation。 昨日の試合を見ても、これ以上に何を望めるのか、というぐらいに隙のない布陣をしいている。 これにメアラム、リード、オーウェン(?)・フランクス、ソーンあたりのケガ人がフォワードに帰ってくるというのだから、過剰なまでに強力なチームである。 それを見事に表現していたのが5つ目のトライ。 ザック・ギルフォードが2つ目に取ったやつね。 一人ひとりがラグビーの基本と定石を身体レベルで会得しながら、ボールを中心として15人が一つの生き物のようにうねりながら攻めたてる。 人間の到達できる創造の、一つの究極形ではないかと思えてくるぐらいに美しい連動だった。 個人の自由と集団の協調が高めあいながら高次の融合を遂げる、一つの楽園を見ているかのようだった。 メアラム、アリ・ウィリアムズ、マッコウ、カーター、ノヌ、ムリアイナ、この辺りの2003年直前に出てきたスターたちが円熟を迎えるこの2011年に、優勝できないというのなら、ラグビーの実力というものはあまりに不可思議だ。 2003年から日本国外のラグビーを見始めた俺にとっては、格別の思い入れがある世代である。 不完全燃焼で終わることだけは残念でたまらないので、どうか本番では全力で輝いてほしい。 あのころからずっと思っていることだが、ダニエル・カーターの適正は12番にこそあるとしか思えない。 昨日の試合でコリン・スレイドが入った後の20分ほど、セカンド・ファイブに入ったカーターを久しぶりに見ることができた。 タテのスピードをもってボールを受けながら、キャッチした瞬間にヨコに小さく開きながら外のラインを確認する。 その判断で、ペネトレイトにもステップにもショートパスにもロングパスにも各種キックにもスムーズに移行できるのだ。 あのヌルヌルしたフィジカルモーションがもっとも活きるのは12番、ニュージーランドで言うところのセカンド・ファイブであるように思える。 といって、マーテンズとスペンサーがいなくなってからのこれまでの数年間、カーターと組んで10番を務められる選手はニュージーランドにいなかったし、ファースト・ファイブとしてのカーターもまた特上の選手なのだから、チームのオーダーとしてはカーター10番で理想形だったのだろうけど。 あくまでも個人としてのカーターという選手は、12番でこそもっとも輝くように思える。 スプリングボクスがあまりにも無策にも見える。 このチームに策などあったことはない、といえば確かにそうなのだけど。 ランビーは特別な働きをなにもしなかったけど、数年後に大化けするかもしれないと思わせるぐらいの片鱗は見せた気がする。 しかしどちらにせよ、モルネ・ステインのフルバックはディフェンスの粘りも、キックカウンターの迫力もなさすぎる。 使うなら、ランビーとステインのポジションが逆だろうと思えた。 ステインはもはや、フロントローがスクラムというサブスポーツを戦っているように、キックというサブスポーツを戦っているようにすら見えて、それは面白い。 とにかく、スプリングボクスとしては、最強だったころのあのセカンド・ローとバック・ロー、バッキース・ボタ、マットフィールド、バーガー、スミス、スピースに匹敵するようなフォワードを揃えない限り、復活はないだろう。 恐ろしく高いハードルだが、南アフリカならできる。 ワラビーズが充実してるのは間違いない。 サモアに負けたらしいけど、見てないからなぁ。 スーパー15のレッズと(決勝の内容はまぁまぁだったけど)、先週のボクス戦を見る限り、オールブラックストの対決は面白いものになるはず。 ワラビーズの新世代をあまり好きになれない俺としては、オールブラックスを応援するのだが。 ワールドカップに向けて、4年をかけた準備もいよいよ大詰めである。 日本は・・・、 プール戦で3位になれたら御の字だろうねぇ。
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