This Is The One! - innocent -

俺にとってのお気に入り(The One)を公開していくブログです。最近は目にしたものをどんどん書いていく形になっています。いっぱい書くからみんな読んでね。





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"Walk Like a Man" Bruce Springsteen


JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳


アルバム『Tunnel of Love』のなかでも、最初に引かれたのは、「One Step Up」と「Walk Like a Man」だった。
多くの人がそうだろうと思う。
アレンジのフックが強いから。

この「Walk Like a Man」は母親について歌っている。
Bruce Springsteenが父親について歌っているのは、『The River』の「Independence Day」。
どちらも、一人の男として、人間として一人立ちしようとする心情と、満たされなかった親の人生に対して自分が協力できなかったことへの思いが歌われている。


俺の両親は今も健在で、毎日働いている。
姉も含めて、4人が健康で何不自由ない今の生活を思うと、ありがたい気持ちでずっとこのままでいたいと思える。
つまり、目下のところ、家族に関してはここで言うべきこともほとんどない。
ただ、感謝をしているだけである。



歌のワンフレーズ目から登場する「you」が指す対象を、俺はずっと結婚相手のことだと思っていた。
「ウェディングデイに俺の肩に落ちた新婦の涙」だと思っていて、結婚に込められる万感が込められていて感動的だなぁと思っていた。
今回、訳してみて、「you」とは母のことなのだと気づいた。
新婦の手を「ラフ(荒れている)」だと表現するというのはしっくりこないが、それだけ苦労をしてきた人だということを表しているのだろうなどと誤解していたところが、これでしっくりきた。
母の涙だと理解すれば、それもやはり万感が込められているのだけど。


結婚というのは、やはり特別なものだ。
シンデレラストーリーのように、それがゴールだからというわけではない。
そこから、新郎新婦はもはや単純に「子」ではなくなるから。
生まれた子がやがて親になる、生命のある限りつづいていくこの連鎖の、一つの折り目だから。
この折り目を基準に人生を眺めると、そこにはシンメトリーが浮かび上がる。
片方の端では「子」として生まれ、片方の端では「親」として死ぬ。
折り目に近いところには、子として親としてのどちらとも言い切れないあいまいな期間がある。
このグラデーションに線を引くとしたら、結婚はとても大切な線だろう。
そのままではとても理解しがたい「人生」というものの、理解への努力を助ける貴重な補助線だ。

ただ、おそらく間違いないことは、一人前の男のように歩けるようになってから結婚するのではなく、その強さを願って祈っているところにすでに新婦は歩み寄ってくるということ。
きっと、我々はいつまでも永遠の強さにはたどりつけない。
できることは、いつまでたっても、「walk as a man(一人前の男として歩く)」ではなく「walk like a man(一人前の男のように歩く)」だけなのだろう。



連なりとしての生命と、個体としての我々一人ひとり。
そうして、人生のそれぞれの瞬間に生じた一つひとつの出来事や想いは、生命の連なりの中に沈んでいくだけなのだろうか。
わからない。
抑えきれずに燃え上がったあの気持ちや、名ふしがたくあふれたあの涙は何だったのか。
わからない。
知りたいと渇望しているような気もしているし、知ろうとすること自体が愚かなのだという気もしている。





Walk Like a Man
Bruce Springsteen



I remember how rough your hand felt on mine
俺の手に触れたあなたの手の感触の荒さを今でも覚えている

On my wedding day
俺が結婚した日の

And the tears cried on my shoulder
俺の肩に落ちた涙のことも覚えている

I couldn’t turn away
俺は振り向けなかった

Well so much has happened to me
たくさんの出来事があった

That I don’t understand
俺には理解できない出来事が

All I can think of is being five years old following behind you at the beach
俺が考えているただ一つのことは  5歳の俺が海辺を歩くあなたのあとに着いていくこと

Tracing your footprints in the sand
砂についたあなたの足跡をなぞりながら

Trying to walk like a man
一人前の男のように歩こうとしてる



By Our Lady of the Roses
親しみ深いマリア様のそばで

We lived in the shadow of the elms
俺たちはニレの木の影に暮らした

I remember ma draggin’ me and my sister up the street to the church
母が俺と姉を教会へつづく通りへと引っぱり出したのを覚えている

Whenever she heard those wedding bells
教会のウェディングベルが鳴るのを聞きつけるたびに

Well would they ever look so happy again
彼らがそれほど幸せそうに輝く日がその先にあるだろうか

The handsome groom and his bride
ハンサムな新郎と彼の新婦

As they stepped into that long black limousine
幸せそうに長くて黒いリムジンに乗り込んでいく

For their mystery ride
彼らのミステリードライブへと

Well tonight you step away from me
今夜 あなたは俺から離れていき

And alone at the altar I stand
俺は祭壇に一人きり

And as I watch my bride coming down the aisle I pray
俺が祈っている通路へと新婦が近づいてくるのを見る

For the strength to walk like a man
一人前の男のように歩ける強さを願い 祈っているところへ



Well now the years have gone and I’ve grown
今や 月日は流れて俺は

From that seed you’ve sown
あなたが蒔いた種から育った

But I didn’t think there’d be so many steps
こんなに遠い道のりだとは思わなかったよ

I’d have to learn on my own
一人で学ばなくてはならなかった

Well I was young and I didn’t know what to do
俺は若くて 何をするべきか知らなかった

When I saw your best steps stolen away from you
あなたの素晴らしい一歩が盗まれていくのを見たときも

Now I’ll do what I can
今は 俺のできることをするよ

I’ll walk like a man
一人前の男のように歩くんだ

And I’ll keep on walkin’
そして歩きつづける









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"Cautious Man" Bruce Springsteen


JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳
 

俺はかつて自分をそこそこ器用な男だと思っていたけれど、今では不器用な男だと思っている。
間違わないように裏切らないように、些細なことに注意を払いながら小さく生きている。
願うことは、やりがいのある仕事を見つけて友と談笑し妻と抱き合いながら眠ること。
そういう生活がいつまでもつづけばいい。
どこかで、「あがり」にたどり着いてしまうことを欲しているのかもしれない。



(たぶん)おとといの朝日新聞に、イスラエルでの公演をひかえている演出家の蜷川幸雄のインタビューが載っていた。
その中に、こういう気の抜けない現場にいつも身をおいていたい、というような趣旨の一言があった。
なぜ?と思う。
気を抜いて和やかに、庭の景色など愛でればいいではないか。


俺が今までに具体的な形に残してきたものの中で、唯一気に入っているものは、約一年前に書いた詩のいくつかである。
そのうちの二つはこのブログに載せたものだ。
それらの詩にたどり着くまでに、俺はずいぶん苦しんだと思っている。
自分を救うために必死だった。
追い詰められる中で、言葉への感性を鋭くしていた。
今の俺は、もうそれを失ったと感じている。

あの体験は楽しかった。
ノートに一時間も向き合って、たった5行程度の一節ができる。
それは、もうそれ以外にありえないという言葉たちだった。
別に誰に見せるわけでも褒めてもらいたいわけでもない。
ただ、それ以外の何ものでもない時間がそこにあったような気がする。


人間の「幸せ」というものがわからない。
そんな言葉で何かを名指すことの意味がどれぐらいあるだろうか。
仕事に充実感を得て友と談笑し妻と抱き合う。
追い詰められて逃げ場もなくしながら必死で何かを探す。
他にもいくつも考えられる人間の喜びのあり方を、「幸せ」という状態の名前で呼ぶことは、どれぐらい的を射ているだろうか。

状態を名指す言葉の扱いは常に難しい。
状態の中に、具体的な細かい現象が満ちているから。

ただ、確かなことは、着実な生活(love)を望む俺の気持ちも、追い詰められて何かを見つけること(fear)を望む俺の気持ちも、どちらも確かに本当の気持ちだということだ。
そして、もちろん欲望とは俺一人のものではない。
どちらも、欲しがっている人をよく見かけるから、俺もつられて欲しがっているだけのような気もする。


人生を導くのは欲望だ。
この世でできることは多くないから、何かを望むならばそれに集中するしかない。
それ以外の望みをあきらめざるをえないこともあるだろう。
だから、俺は慎重に自分の道を見据えたいと思う。
このあたり、俺もcautious manだ。
一方で、望みがすべて叶うことなどありえない以上、常に満たされない気持ちも抱えるだろう。
欲望は満たされることはない。

人生を導くのは欲望だ。
欲望は満たされることがない。
人生は満たされることがない。

「人生」など捨てちまえ、とも、思う。




Cautious Man
Bruce Springsteen


Bill Horton was a cautious man of the road
ビリーは道路で働く慎重な男だった

He walked lookin' over his shoulder
肩越しに振り返りながら歩き

And remained faithful to its code 
ルールへの誠実さを残していた

When something caught his eye he'd measure his need
何かが彼の目を捉えると 彼は自分がそれをどれぐらい必要としているのかを計った

And then very carefully he'd proceed
それからとても注意深くそれに手を出した



Billy met a young girl in the early days of May
5月の初めに ビリーは若い女の子と出会った

It was there in her arms he let his cautiousness slip away
彼が慎重さを手放すことができたのは 彼女の腕の中でのことだった

In their lovers twilight as the evening sky grew dim
恋人たちの夕暮れのなか 空が薄暗くなっていくとき

He'd lay back in her arms and laugh at what had happened to him
彼は彼女の腕の中でくつろぎ 自分におこった出来事を笑った

On his right hand Billy'd tattooed the word love and on his left hand was the word fear
彼は右手にloveの文字のタトゥーを入れた 左手にはfearの文字だった

And in which hand he held his fate was never clear
そして どちらの手に運命を握っているのかはわからなかった

Come Indian summer he took his young lover for his bride
穏やかな夏の日が来て 彼は若い花嫁を迎えた

And with his own hands built her a great house down by the riverside
そして川べりのところに 彼自らの手で彼女に素晴らしい家を建てた



Now Billy was an honest man
彼は正直な男だったし

He wanted to do what was right
正しいことをしたいと望んでいた

He worked hard to fill their lives with happy days and loving night
生活を幸せな昼と愛する夜で満たすために 彼はがんばって働いた

Alone on his knees in the darkness for steadiness he'd pray
一人で暗闇の中にひざまずき 安定した着実な生活を祈った

For he knew in a restless heart the seed of betrayal lay
落ち着かない心の中に 裏切りの種があることを知っていたから



One night Billy awoke from a terrible dream callin' his wife's name
ある夜 ビリーはひどい夢から覚めた 彼の妻の名を叫びながら

She lay breathing beside him in a peaceful sleep, a thousand miles away
彼女は彼の脇に横たわり穏やかな寝息をたてていた 何千マイルも彼方で

He got dressed in the moonlight and down to the highway he strode
彼は月明かりの中で服を着て ハイウェイへと大またで突き進んだ

When he got there he didn't find nothing but road
そこへたどり着くと 彼は道路以外に何も見いださなかった



Billy felt a coldness rise up inside him that he couldn't name
名付けられない冷たさが彼の内からせり上がってくるのを感じた

Just as the words tattooed 'cross his knuckles he knew would always remain
ちょうど両拳のタトゥーのように それがいつまでも消えないだろうことを彼は知っていた

At their bedside he brushed the hair from his wife's face
ベッドサイドで彼は妻の顔にかかった髪をなでた

As the moon shone on her skin so white
月が彼女の肌をとても白く照らして 

Filling their room in the beauty of God's fallen light
神から落ちた光の美しさで部屋を満たしていた











一応、いらん注釈をつけておく。
「ハイウェイ」とは、かつてのBruce Springsteenの歌の主人公たちにとっては、希望と逃走の舞台だった。(「Thunder Road」や「Born to Run」)
彼がハイウェイの虚しさをも描き始めるのは、「Racing in the Street」の主人公たちを見つけたころからだ。





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"Spare Parts" Bruce Springsteen


JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳


このところ、『ワンピース』 をまた読んでいる。
もう何度目になるのかわからないけれど、こんなに面白かったのか、という感じだ。
ルフィが謎めいていてものすごい感じがするのと同じぐらい、尾田栄一郎という人は謎めいていてものすごい感じがする。
『ハンター×ハンター』のほうが、俺にはずっとよく「わかる」。
こういう生活をしていてこういう思考回路でこういう発想にたどり着いたのだろうな、ということが。
もちろん、なんとなくの感覚的なものに過ぎないけれども。
『ワンピース』にしても、現代において普遍的とされるテーマを扱っているのだから、ある程度は「わかる」。
ただし、テーマを感じられても、そこに「社会」を感じない。
この世界の出来事のエッセンスが極限まで純粋化され、だからこそマンガ世界に素直に浸透していく。
「インテリゲンチャ」にはできない芸当だ。
歴史上や遠い場所の出来事であっても、それを「見る」や「学ぶ」だけでなく、そこにおいて「生きる」ことができる人にのみ、できる芸当だ。
このあたりは『ハンター×ハンター』にも少なからず当てはまることだから、『ワンピース』になぜ「社会」を感じないのかということの説明にはなっていないのだけど。
ただ、尾田栄一郎を取り巻く社会も感じないので、そら恐ろしい感じもする。
だからこそ逆に、唐突に「ギョンコルド広場で王の首を落とす」とか出てくると、ものすごい異物感を抱かせる。



俺も、そういう漫画家たちみたいに、「何か」をしたいと思っている。
なんとなく誰にも気づかれないままのものでなく、「自分は確かにこれをしたんだ」と言えるsomethingをしたい、と思っている。
人間は「仕事」をすることによってのみ、生まれた実感を得られるのだと思っている。

「仕事」とは何か。
それを俺は一生懸命考えて、なかなかしっくりくる説明を一つ見つけた。
それは「共同体に何かを残すこと」。
もちろん、これが唯一の説明だとは思っていない。
たとえば、メルエムとコムギは「仕事」をしたと言っていいのだろうか。
言いたい、が、この説明ではピタッと当てはまらない。
ただ、今のところは一番しっくりきている説明がこれだ、というだけのことだ。
ひとまず、俺の恋愛も、ノートに書き付ける言葉の数々も、必要と好奇心に導かれた勉強も、この「仕事」に向かっているのだと思っている。
もちろん、このブログも。


記憶をたどってみれば、確実に思い出せるうちで最も古くは16歳のころから、俺の中にはある焦燥感のようなものがあったと思う。
死ぬ前に何かしなければ、という焦燥感が。
生まれたからには何かをしたかったし、何かをするからにはみんなに見てほしかった。
この焦燥感のようなものは、俺だけではなく、誰にも同じようにあるものだと思っていた。
ところが、このところ少しずつ気づいてきたのだが、そういうものをあんまり持ってない人もいるようだ。

たとえば、実習を一緒に履修している男の子と就職の話をしたりする。
「野菜や魚の市場の人ってカッコイイなぁって思う」と柔和に語る彼には、そういうものを感じない。
17時から5時というフリータイムをフルに走りきるカラオケマラソンを、彼は友達とよくやるらしい。
終わったあとにむなしくならないのか、と問いかけてみたら、彼は質問の意味がよくわからないという顔をした。
ものごとを「何か(something)」と「むなしいもの」に分けることなど、彼はしないのだろう。
この実習を取るまで、彼はほとんど本を読むこともなかったそうだ。
来年は、もっとじっくり本を読んで勉強してみたいと言っていた。
彼は何か変わるだろうか。



尾田栄一郎のように、自分のやりたいこと・やるべきことを見つめて歩をすすめるだけが、人の生き方ではない。
「何か」をするためには着実に少しずつ進んだり、積み重ねたりするしかない。
「人間」はそれをやってきた。
しかし、もっと「人間」らしくなく生きるやり方もあるはずだ。

おそらく、ほとんどの人は、かつて見つめたものから外れたり、あきらめたりして今を生きている。
もちろん、尾田栄一郎やイチローとて、そうだろう。
なにせBruce Springsteenですらそうなのだ。
若い日に描いた夢(「ロック」、「バンド(仲間たち)」)を実現したブルースでさえも。
自分が「何か」をしているという実感をほとんど得ていなくても、毎日同じ職場にでかけていくことはできるのだろう。
「spare parts」と「broken hearts」とは、そういうことではないかと思う。
そうして、世の中は回っている。





Spare Parts
Bruce Springsteen


Bobby said he'd pull out Bobby stayed in
ボビーは抜くといったけど そのままだった

Janey had a baby it wasn't any sin
ジェニーに子供ができた それはなんの罪でもない

They were set to marry on a summer day
ある夏の日に彼らは結婚した

Bobby got scared and he ran away
ボビーは怖くなって逃げ出した

Jane moved in with her ma out on Shawnee Lake
ジェーンは母と一緒にショウニーレイクへと引っ越した

She sighed Ma sometimes my whole life feels like one big mistake
彼女は母親に嘆いた ときどき私の人生は一つの大きな失敗だったような気がする

She settled in in a back room time passed on
彼女は裏部屋に落ち着き 時がすぎた

Later that winter a son come along
その冬の終わりに 息子が生まれた



Spare parts
スペアパーツと

And broken hearts
破れた心が

Keep the world turnin' around
世界を回しつづけてる



Now Janey walked that baby across the floor night after night
ジェニーは毎晩 毎晩 部屋中赤ん坊を歩かせた

But she was a young girl and she missed the party lights
だけど彼女は若い女の子で パーティの光が恋しくなった

Meanwhile in South Texas in a dirty oil patch
一方 南テキサスの油にまみれたつぎはぎで

Bobby heard 'bout his son bein' born
ボビーが彼の赤ん坊が生まれたことを聞き

And swore he wasn't ever goin' back
もう決して帰らないことを誓った



Spare parts
スペアパーツと

And broken hearts
破れた心が

Keep the world turnin' around
世界を回しつづけてる



Janey heard about a woman over in Calverton
ジェニーはカルヴァートンにいる女のことを聞いた

Put her baby in the river left the river roll on
赤ん坊を川に入れ 流れるままに置いてきた女のことを

She looked at her boy in the crib where he lay
彼女は寝台に横になる男の子を見た

Got down on her knees cried till she prayed
ひざまずいて 祈るまで泣いた

Mist was on the water low run the tide
水の上には霧がたちこめ 潮は低く動いていた

Janey held her son down at the riverside
ジェニーは川辺に息子を抱いていた

Waist deep in the water how  bright the sun shone
水の深くただ中で 太陽はどんなにまぶしく輝いただろう

She lifted him in her arms and carried him home
彼女は息子を腕に抱き上げ 家に連れて帰った

As he lay sleeping in her bed
赤ん坊が彼女のベッドで眠っているとき

Janey took a look around at everything
ジェニーは周りのものすべてを見廻した

Went to a drawer in her bureau 
部屋の洋服箪笥へと向かって行き

And got out her old engagement ring
古くなったエンゲージリングを外した

Took out her wedding dress tied that ring up in its sash
箪笥にかかったウェディングドレスを取り出した

Went straight down to the pawn shop man
質屋のところへとまっすぐおもむき 

And walked out with some good cold cash
まとまった現金と共に出てきた



Spare parts
スペアパーツと

And broken hearts
破れた心が

Keep the world turnin' around
世界を回しつづけてる












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"All That Heaven Will Allow" Bruce Springsteen


JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳


『Tunnel of Love』から3曲目。
今回の「All That Heaven Will Allow」という曲は、訳すのが難しい。
英語にもキリスト教にも素人な俺なりに頑張ってみたが、なんだかよくわからない部分もある。


「All That Heaven Will Allow」というフレーズの意味について。
天国にはお金やモノとしての財産を持ち込むことができない。
だから、人間がこの世で獲得することのできる財産や宝とは、目に見えるモノ以外の何かである。
たとえばそれは、自分の「中に」あるものだったり、誰かとの「あいだに」あるものだったり。
ともあれ、この世で獲得できる最高の財宝を手に入れるために、俺はがんばるぜ。
そういうことではないかと思う。


ただ、ダンスクラブの門番に話しかけたり、頭上の雲が何を意味するのかについては、俺にはよくわからん。
逆に、キリスト教的読みは、あまり必要ないのかもしれないけど。
 



All That Heaven Will Allow
Bruce Springsteen



I got a dollar in my pocket
ポケットに1ドル持ってる

There ain't a cloud up above
頭上に雲はない

I got a picture in a locket
ロケットの中に写真を入れてる

That says baby I love you
それは「ベイビーアイラヴユー」と言ってる

Well if you didn't look then boys
あのとき見なかったんだから 坊やたち

Then fellas don't go lookin' now
旦那たち もう見に行くなよ

Well here she comes a-walkin'
彼女が歩いてくるよ

All that heaven will allow
天国が許す最上のもの



Say hey there mister bouncer
ミスター用心棒さんよ

Now all I wanna do is dance
俺はダンスがしたいだけ

But I swear I left my wallet
でも本当に財布を忘れちまったんだ

Back home in my workin' pants
家のワーキングパンツの中に

C'mon Slim slip me in man
頼むから滑り込ませてくれ

I'll make it up to you somehow
どうにかお返しはするからさ

I can't be late I got a date
遅れるわけにはいかない デートがあるんだ

With all that heaven will allow
天国が許す最上のやつとね



Rain and storm and dark skies
雨 嵐 そして暗い空

Well now they don't mean a thing
そんなものは関係ない

If you got a girl that loves you
もしお前を愛する女を見つけたなら

And who wants to wear your ring
そして彼女がお前のリングを欲しがってるなら

So c'mon mister trouble
ミスタートラブル かかってこいよ

We'll make it through you somehow
どうにかやり抜けてみせるよ

We'll fill this house with all the love
俺たちはこの家を愛でいっぱいに満たしてみせる

All that heaven will allow
天国が許す最上のもの



Now some may wanna die young man
若いうちに死にたがるやつもいる

Young and gloriously
若くして栄光のうちに

Get it straight now mister
まじめに聞いてほしいんだが

Hey buddy that ain't me
それは俺のことじゃないぜ

'Cause I got something on my mind
だって心に決めてることがあるから

That sets me straight and walkin' proud
それが俺をまじめにして 誇り高く歩かせてくれる

And I want all the time
俺が欲しいものはいつだって

All that heaven will allow
天国が許すすべてのもの












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"Tougher Than the Rest" Bruce Springsteen


JUGEMテーマ:洋楽歌詞・和訳


こないだの「いとこの結婚」で書きたかったのは、実は結婚式のことではなくて、その帰りの新幹線で思ったことだった。
もはやあの感触もあまり覚えていないが、とりあえず言葉として覚えていることを書く。



新幹線の窓に流れる夜を見ながら、二人の女からのメールを待っていた。
終わりつつある恋愛と、始まってもいない恋愛と。
どちらも、返信があってもなくてもおかしくない状態で、返信有:無=3:7ぐらいだと思っていた。
結果としてはどちらからも来なかったのだけど。

返信の有無は俺にとって少しも重要でなかった。
投げるところまでが俺の仕事で、応答は向こうの仕事だったから。
俺が考えていたのは、ただ、男として、人間として出来上がっていない自分のことだった。
好きな女が二人もいることも、二人しかいないことも、どちらも俺の中ではすっきりとおさまらなかった。
一人の女と互いの「家」をつくることも、素敵な女をたくさん見るための旅も、俺はどちらも充分にしていなかった。


女はたくさんいる。
男もたくさんいる。
俺が視線を向ける女は少しかすんで見えていた。
その向こうにいるはずの別の男たちのことはほとんど何も見えなかった。
ただ、はっきりしていたことがある。
それらの男たちと俺が決定的に違うという、それを証明できなければ、その女が俺に視線を向ける理由は何も無いということ。
俺は誠実だし、勇気があるし、体も動くし、人を笑わせられるし、たいがいの期待にはこたえるし、やりたくないことはやらないし。
俺は誰かの生活を美しく彩ることができる。
楽しいときはもちろん、苦しいときや悲しいときでさえも。
そのことを証明できなければ、俺がここにいる意味はない。
というよりも、それを言えなければ、俺はそこにいない。


今の俺を見て、どうだ。
俺のことをとてもよく知っている俺自身、この世で唯一証明無しに俺の価値を知ることのできる俺自身ですら、自分を立派な男だと言い切ることはできない。
俺は何も成していない、何も持っていない。
もしかしたら、俺の強さを俺自身よりも信じてくれていたのは、いつも俺を見つめていたあのまぶしい瞳だったのかもしれないけれど。

好きな女に「好きだ」と言うためには、俺は一人の立派な男、立派な人間にならなくてはいけない。
俺自身が自分の価値を強く認めていれば、言葉を投げて、向こうに応答をまかせることができる。
向こうが応えれば、俺とお前は素敵なダンスを踊ることができる。
応えなければ、向こうはバカ者だというわけだから、気づかせるために口説こうと近づく。
そして本当にくだらない女だとわかれば手を引く。
俺じゃ本当にかなわない、つり合わない女だとわかれば、自分は精進する。
一人の男としてしっかりと立っていなければ、好きな女に「好きだ」ということすらできない。



Bruce Springsteenの「Tougher Than the Rest」においては、主人公の男のタフさに女が応える条件として、「ラフ」さが必要だというように言われている。
ラフさとはおそらく、おとぎ話や社会通念にまどわされることなく、きちんと目の前のものごとをありのままに受け取ることのできる強さのことではないだろうか。
自分の目でものごとを判断できる、一人の立派な女でなければいけない。




Tougher Than the Rest
Bruce Springsteen


Well it’s Saturday night
土曜の夜

You’re all dressed up in blue
お前は全身を青い服装でまとっている

I been watching you awhile
俺はお前をしばらく見ていた

Maybe you been watching me too
きっと お前も俺を見ていた

So somebody ran out
誰かが逃げ出して

Left somebody’s heart in a mess
誰かの心をかき回したまま置き去りにした

Well if you’re looking for love
もしお前が愛を探してるなら

Honey I’m tougher than the rest
ハニー 俺は誰よりもタフだぜ



Some girls they want a handsome Dan
ある女たちはハンサムなダンを求める

Or some good-lookin’ Joe,
あるいは見た目のいかすジョーを

On their arm, some girls like a sweet-talkin’ Romeo
腕に抱かれて ある女たちは優しく語るロミオを好む

Well ’round here baby
さて この辺じゃベイビー

I learned you get what you can get
これは俺が学んだことだが お前は手に入れられるものだけを手に入れる

So if you’re rough enough for love
お前が愛に値するほどラフなら

Honey I’m tougher than the rest
ハニー 俺は誰よりもタフだよ



The road is dark
道は暗くて

And it’s a thin thin line
それはとてもとても細いラインさ

But I want you to know I’ll walk it for you any time
でもわかってほしいのは 俺はお前のためならいつだってそのラインを歩くってこと

Maybe your other boyfriends
他のボーイフレンドたちは

Couldn’t pass the test
その試練をパスできなかったかもしれない

Well if you’re rough and ready for love
でもお前がラフで愛への準備ができてるならば

Honey I’m tougher than the rest
ハニー 俺は誰よりもタフだよ



Well it ain’t no secret
これは隠すことでもないが

I’ve been around a time or two
俺はこれが初めてというわけではない

Well I don’t know baby maybe
よく知らないけど

you’ve been around too
お前も初めてじゃないよな

Well there’s another dance
さて 新しいダンスだよ

All you gotta do is say yes
お前がするべきことは「イエス」と答えるだけ

And if you’re rough and ready for love
おまえがラフで愛の準備ができてるならば

Honey I’m tougher than the rest
ハニー 俺は誰よりもタフだよ

If you’re rough enough for love
お前が愛に値するほどラフならば

Baby I’m tougher than the rest
ベイビー 俺は誰よりもタフだよ









このビデオ(たぶんMVではなくファンの個人制作)において、ステージ上で見つめ合っているのは二度目の結婚相手のパティ。
二人は今でもパートナーです。



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